■旅行記 タイ編 029 海ガメと一緒に泳ぎました■
2007/6/4
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今日は朝8時にダイビングショップに行きました。
近くの船着場から15人くらい乗れそうな中型のスピードボートに乗り込んで近くのピーピー・レ島に出発です。
ちなみにピーピー・ドン島が人の住んでいい島で、ピーピー・レ島が人の住んじゃいけない無人島の島なのです。
映画のザ・ビーチの舞台になったのがピーピー・レ島です。
向こうに見えるのがピーピー・レ島。
ピーピー・ドン島からはフェリーで30分程度の距離なのですごく近いです。
船長のタイ人1名、アシスタントのタイ人1名、スキューバインストラクターの日本人1名、そしてボート一隻がなんと本日私だけのために貸切。
きゃほー、なんかお金持ちになったような気分です。
船はすぐにピーピー・レ島に着いて、一番メジャーなマヤベイでダイビング開始です。
レビューコースというダイビングの空き期間が長かった人用のコースだったので、ダイビングの資格取得時にやったような緊急時の対処方法などを海底で習いました。
魚も結構いたし、さんごも割と見れたし、そこそこよかったのですが、海のコンディションが悪かった。
大量のプランクトンが流れてきちゃって視界がイマイチ。
「アンダマンも悪くないけどそんなすごいという訳ではないなぁー、オフシーズンだから?」
と思ってました。
沈みすぎたり浮きすぎたりで浮力調整もうまくいかないし…。
という感じで一本目が終了。
でもまぁバブルコーラルとかチョウチョウオとか見れました。
バブルコーラル。触ったらくらげっぽかった。
バタフライフィッシュ。日本名チョウチョウオ。
そして船上でお昼ご飯を食べたりシュノーケリングしたりして小休止。
シュノーケルでは普通に魚の群れが2つくらいいました。
体長30cm程度のバラクーダが100匹以上いた。
お昼ご飯ではダイビングインストラクターさんにタイ事情を色々聞きました。
「タイは男女比が4:6くらいで男が多いんですよね。しかも浮気というか愛人を何人も持つことがカッコイイみたいな空気があって。
僕の彼女もタイ人なんですが、前の彼氏には浮気に散々泣かされたそうです。
でもタイ人の男は根性座ってないですよ、浮気しといて女の子が別れましょって言ったらめっちゃ泣きますからね。
日本はまだ男女平等ではないですが、タイに比べたら全然ましですよ!」
…そうなんだ。タイの男とは付き合わないようにしようっと…。
そして場所をちょっと移動してパロングウォールへ。
ここは崖になっていて、片側がさんごの豊富な崖で、片側に海が広がってる感じ。
ここが素晴らしかったです!
浮力調節のコツを休憩中に聞いていたこともあり、水中での移動もスムーズ。
(息を吸い込んだり吐いたりした後に数秒待ってようやく体が移動することを教わった。)
後で聞いたら透明度もハイシーズン並によかったそう。
崖側のサンゴが素晴らしい!
赤、白、紫、白と紫のグラデーション、オレンジ、ピンク。
しかもそれに隠れるように黄色のニモみたいな魚がたくさん。
直径30cmくらいのフジツボ?みたいな形のサンゴの中に更に魚がいたりして。
これはイメージ画像です。実際はこんな赤い魚見てないし、海もこれほどきれいじゃない。
ラッキーだったのは潜ってすぐにアオウミガメに出会ったこと!
ダイバー憧れの海ガメですよ!
しかもこれは絶滅危惧種のアオウミガメで超レア。
ひれの模様が美しかった。
しばらく一緒に泳ぎました。
ちょっと触っちゃった。
アオウミガメはさんごをむしゃむしゃ食べてました。
水深10メートルくらいの所で出会って、泳ぎながら5メートルくらい浮上しました。
浮上途中で見た景色が、一面のサンゴ、黄色など鮮やかな色の小魚の群れ、綺麗なアオウミガメ。
それらが太陽光に透かされた状態です。
もう絶景でした。
忘れられない景色です。
スープにすると美味しいらしいので乱獲が進んでいるそう。
そして素晴らしいサンゴや変わった魚に感嘆していると、インストラクターさんがウツボを見つけてくれたので一緒に見てました。
「もっと近くで見なよ!」
と私のタンクを引っ張ってウツボに近づけてくれます。
いやいやいやいや、止めてー!ウツボ超怖いっす。
しかも後で聞いたらドクウツボという名前だったそう。毒あるんだ…。インストラクターさんめ。
近くで見たらやっぱり歯がすごかった。
ウツボを30秒ほど見た後、インストラクターさんが右上を指差すので見てみると、なんとアカウミガメです!
ひょー!
これも絶滅危惧種です。
一匹見られただけでも超レアなのに二匹ですか!
インストラクターさんに後で聞いたら、年に数回あるかないかの超ラッキーだそうです。
これも一緒に泳ぎました。
このアカウミガメさんはなぜか右の前ひれがなかった。サメにでもやられたのかな?
アカウミガメ。ほんとにこんな感じでした。超素敵。
ダイビングの免許取る時に先生に「なおこちゃんは何が見たい?」と聞かれ「海ガメ!」と答えたけど「うーんちょっと難しいかなー」と返されたのが思い出されます。
見れたよ先生!
いやー、すっごい楽しかったー。
大満足のうちに2本目のダイブが終了し、本日のダイビングも終了です。
とっても良かったです。
予定通り1時に港に帰りました。
帰ると同時に雨が降り始め、天候が崩れがちに。おお、間に合った!こんなところもラッキー!
そしてダイビングセンターでちょっと雑談。
23歳の時に世界一周を志してタイに来て、ついでにダイビングしていたらダイブマスターにまでなってしまい、気付けば27歳になったという京さん。
うわー、すごいかっこいい。
色々ありがとうございました!
距離にして3キロ、途中山道も通る険しい道です。
ホテルからだと1時間くらい。
でもサンダルで行っちゃいます。ちょっとたくましくなりました。
左上に「To Long Beach」って書いてるの分かりますか?
信じられませんがこれが正規ルートです。まぁお金払ったらボートで行けるけど高いし。
そうこうしているうちにようやくロングビーチに到着です!
やっとだよ。
そんで敷物を広げたところで雨が。
うっ、アンラッキー。午前中で運を使い果たしたか。
仕方ないしちょうどお腹空いてたのでビーチのレストランでグリーンカレーを注文。
辛いは辛いんだけど、ココナツがすごく効いててなめらか。
90バーツ(360円)。ちょい高いけど往復のボート代浮いたしいいや。
ちなみに給仕のお兄さんが普通におかまさんでした。
タイは多いもんねぇ。
絵葉書とか書いたりしてたけど雨はやまず、小雨になったところで見切りを付けて帰りました。
せっかくパソコンも持ってきたのになぁー。
帰り道は潮が引いて海を歩いて帰れたので楽でした。
そして、現地の女の子が天使の羽を付けて遊んでいるところに遭遇。
うわー、なんて可愛いんだ。
「可愛いね!写真撮っていい?」
と言うとノリノリで撮らせてくれました。
後ろの女の子がすごい顔してますが。
左の女の子すっごい可愛かったー。
デジカメも珍しかったらしく、「私も撮る!ナオコは向こうに行ってて!」とカメラマン誕生です。
おぼつかない手つきでカメラを持ってるので、落としちゃったらとハラハラしながらも私も被写体になりました。
いかがですか。
お礼に日本の飴をあげてバイバイしました。
「私はもうもらったからあの子にあげて」って言ったりして偉かった。
可愛かったなぁー。
そんで雨も降ってるし今のうちにバンコクまでのバス&フェリーチケットを購入。
全部込みで800バーツ(3200円)でした。
移動距離を考えるとこんなもんか。
このチケットはいったんクラビに戻ってそこからバンコクまでバスです。
プーケット経由も考えてたのですが、先にプーケットに行ったFさんからのメールによると
「プーケットはペナンに似た雰囲気。着いてすぐ嫌いになりました。海もピーピー島の方が綺麗。」
とのことだったのでもういっかと。
私は以前プーケット行ったことあるし(ツアーだったからビーチそばのホテルでゴロゴロしてただけだけど)。
そんなこんなで本日は終了。
充実してましたー。
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