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■旅行記 タイ編 030 ピーピー島で暇生活■
2007/6/5

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さて、本日は何も予定がありません。
今日で旅行を始めて1ヶ月になるけど、予定がないのは初めてかもしれない。

朝は昨日買ったフルーツを食べるところからスタートです。
マンゴスチン。いつものように美味しい。
マンゴ。んー、期待したほどではないなぁ。
ライチ。おー、結構美味しい!


マンゴスチン、ライチ、マンゴーです。全部で38バーツ(150円くらい)

んで、魚のえさにと買った食パンがまだ残ってたので、とりあえずぶらぶら港へ。
今日は快晴だったので水もいつにも増して綺麗です。


船着場なのにどんだけ綺麗なんだ。

あああもう、綺麗すぎる。

港ではパンをばら撒きながら歩いてたので、私の通る後に魚の群れが付いて来てすごく可愛かったです。
その後は港のすぐ裏のビーチへ。
昨日の夜から観てた、ハウルの動く城の続きをPCで観てました。
ジブリは癒されるわー。
ここも綺麗だったけど、繁華街が近いだけに人が多くてのんびり出来る空気じゃなかったので映画を見終わったら退散。


人が多くてっつってもこういう写真が撮れるほどには人はまばらでした。

あーそういや昨日「Tree House」っていう木の上に作られたレストランがあったなぁ。
暇だしそこ行こうかな、とぶらぶら歩き出しました。
そして着いたTree Houseではすごーく綺麗な景色が見られました。
日陰に入ると全然暑くないんですよね。


おおっ。

ココナツカレー。生煮えの野菜が多くて正直イマイチ。

このレストランにはクッションが置いてあるので、半分寝転びながら景色を堪能してました。
あー、幸せ。
ついでにPCでラストサムライを観てました。


寝転びながら見てた景色。

左をふと見たらこんな景色ですよ。もうどうしてくれよう。

どこか人のいない綺麗なビーチでごろごろしたいなーと思って、2時間くらいレストランでぼーっとしてからまたぶらぶらーっと歩き出しました。

んでビーチはあんま綺麗じゃないけど、誰もいない小さなビーチを見つけたのでそこで寝転んでいると。
ざっぱーん!
と大きな波が来まして。
服や敷物はもちろんのことPCやデジカメの入った袋が結構濡れちゃいました。
もう駄目だーと思ったけど、一応ビニール製だったのであんまり中身は濡れてませんでした。ほっ。
人が居ないはずだよこのビーチ。

という訳で、また例の険しい山道を通ってロングビーチへ。
ロングビーチまでホント結構しんどいんですけど、着いた時は毎回「来てよかった!」と思ってしまう。
今日は特に快晴だったのでロングビーチも実力を遺憾なく発揮してくれました。


もうどこまでがブルーなの。

そのへんにあった木陰の椅子に腰掛けて本を読み始めました。
そして本からふと顔を上げたらすんごい綺麗な海。
感動。
本。
感動。
本。
のサイクルでした。
あー…綺麗。

私が見てた光景。

ふと左を見るとこんな光景ですよ。もうなんなのこの島。

そんでたまに海に入ってみたりして。
海に入るとちょっと疲れるので敷物を広げてごろっと横になってみます。

あー…綺麗。

気が付いたらちょっと寝てました。
なんか神経が緩んでる。
完全にリラックスするって結構難しくて、会社に居た頃は休みでもやっぱり休み明けの会社のことを考えちゃってブルーになることも多かったのですが、この時間はほんとリラックスしてました。

3時間くらいぼーっとして、そろそろ向こうのビーチで夕焼け見ようかなーと移動を始めました。
違うビーチの道を歩いてると「パンケーキ?」と声をかけられ、値段を見たら安かったので食べることにしました。
ビーチのそばだし、いいおやつ時間でした。
パイナップルシェイクが美味しかった。
タイは特にパイナップルが美味しいと思う。すいかも美味しいけど。マンゴスチンも美味しいけど。


タイ風パンケーキ(バナナ)20バーツ(80円)、シェイク25バーツ(100円)

そしてついでなのでホテルに戻ってシャワー浴びて、ついでに洗濯もして、夕焼けの見えるビーチへ。
シャワー浴びて海に向かうのがこんなに気持ちいいと知らなかった。
体全体がすっきりしてるし、風がまたクールダウンさせてくれる。

ビーチでは沈む太陽は島の地形の関係で見えなかったけど、周りの雲が赤く染まっていくところが見れました。
結構よかった。

綺麗だったよ。

そして昨日のダイビングショップのお兄さんにレストランを教えてもらって夕ご飯。
ココナツに入ったエビカレーです。
…んー…エビというか生煮え野菜スープココナツ風味…、やっぱあれですね、タイはグリーンカレーに限りますね!


もやしとか入ってて、タイの東北(イサーン)料理だそう。

いやー、いい一日でした。
暇な一日ってのもいいもんですねぇ、のんびり出来て。
結構色んなビーチにも行けたし、リラックス出来たし。
海は入っても楽しいけど何時間も入ってられるもんじゃないし、本を読んだりうたた寝してても綺麗な景色をいつも見せてくれるってのがビーチの魅力かもしんない。
ビーチって空気ものんびりしてるしね。

そんでだらけきった神経のまま夜に恒例のメールチェックをしていたのですが。
「緊急!」というタイトルのメールがFさんから届き、何事かとメールを読んだところ、なんと盗難に遭ったそうです。

被害場所はプーケットからバンコクに向かう長距離バスの中。
預けておいたバックパックの中を漁られて、隠していた緊急用の現金1万円、デジカメ(故障中)、SDカード、MP3プレーヤー(故障中)を抜かれたそう。
絶対にバスの従業員の仕業です。
綺麗に元に戻してあったのでその場は気付かなかったそうですが、宿に着いてからバックパックを広げてみると覚えのない懐中電灯が入っていて、更に調べるとポケットにタバコの吸殻まで入れられていたそう。
ひどい…。
「馬鹿にされたようで被害以上に腹が立つ」とメールは結ばれていました。

バンコクからプーケットに向かう長距離バスの中では盗難が頻発していて、タイではメジャーな犯罪のひとつです。
でも逆のルートも危ないんだ…。
※後日談、バンコクからチェンマイまでのも被害にあった人がいました。これも懐中電灯が中に入ってたそう。なにそれ、泥棒のジンクスですか。これをやっとくと捕まらないんだよね、みたいな。

にしても、タイの警察は何やってんだろう。
盗んだバス会社、バス名、時刻まで分かってるのに、何で捕まえないの?

マレーシアにも、日本人を家に連れて行って賭けブラックジャックをさせて大金を巻き上げるという犯罪がありまして。
これはタイとマレーシアで何年も前からある犯罪です。
「日本人ですか」「日本が好きです」「今度日本に妹が留学するので話を聞かせてください」
というような流れで家に連れ込むやつ。

私が泊まったマレーシアの宿にもだまされた人がいて(5月だけで2人もいた)、宿には詐欺師の写真が何枚も貼られていました。
被害が起こるたびに毎回警察には行っているから警察は当然知っているのに。
顔まで分かってて、写真もあって、というか宿からその人が見えてるのに。
何で捕まえないの?

タイの警察もマレーシアの警察もそんなにへなちょこなんでしょうか。

ちょっと腹が立ちました。
お世話になった人なだけに、Fさんが気の毒で仕方ありません。

というか私も明日は長距離バスでバンコクに向かうので明日は我が身…。
バックパックは預けず、チェーンロックで巻いて、貴重品は腹巻きに入れて、出された飲み物は睡眠薬の危険があるので飲まず、熟睡もせずにいきたいと思います。
でも徹夜は厳しいので寝ちゃうだろうからちょっと怖い…。


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