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■旅行記 インドネシア編 009 意外な町ジョグジャカルタ■
2007/5/15

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今日はジョグジャカルタへの移動のため朝6時に起きました。

荷物を持って移動すると実感するけど、絵画がすごくでかい…。
街でもプッと笑われるし、空港でも人に迷惑かけるし。これは国際郵便も検討しないとな。

と思いつつ空港へ。
日本ではありえないような3000円のチケットだったから期待もしてなかったけど、今まで乗ったどの飛行機よりもちっさい。
私の席は36Aだったから前の方かと思いきや一番最後でした。
航空会社の名前もライオンエアー。何だそれ。
あと結露していて飛行機の中なのに雨漏りしてました。
わお。

隣の席にはムスリム(イスラム教徒)のおじさま。
こわーい…。
9割ムスリムっぽい人で、1割が欧米人でした。日本人は私だけ。

1時間でジョグジャカルタに着きました。

ジョグジャカルタはバリ島の左隣の大きな島(ジャワ島)の真ん中にあります。
同じインドネシアなのに、バリ島とは時差が1時間あります。
インドネシアの京都とも呼ばれているそうです。
地元では「ジョグジャ」という愛称で呼ばれています。


右がバリ島で、左がジョグジャカルタです。

飛行場もこじんまりしていました。
「ジャワ島は怖いところだから気を付けて」とバリ人に3回位言われていたので、もう怖くて仕方ない。
エアポートタクシーという看板が見えたので、とにかくそれに乗ってガイドブックに載っていた宿へ。

でも目当ての宿はかなり値上げしてた。
ガイドブックによると9万ルピア(1200円)だったけど、現在は14万ルピア(2000円)だったので、左向かいの宿へ。
エアコン付きで7万ルピア(980円)だったのでここに決定。

私の持ってるガイドブックは4年くらい前のやつなので分かるのですが、物価の上昇は著しいです。
バス代も倍だし、ホテル代もかなり上がってる。アジアの成長と比例してるのでしょうか。
ガソリン代は前に値上げがあったそうなので、交通費の上昇の原因はそれかなと思うのですが。

移動で疲れたので、2時間ほど部屋で休んでから市内散策に。
ガイドブックには「中心地から1.5キロ程度」とあったので歩くことにしました。

(30分経過)
…着かない。
地図の縮尺がでかくて小さな道を省略しまくってて分からん。
標識がない。
暑い。
そしてさっきからずっと話し掛けながらバイクで付いてくる男の人がいて超怖い。


こんな道が延々と続いてました。道路標識もなし。

道を聞こうにも話し掛けた人は全員英語が話せない。
ムスリムの人やヘガップ(イスラムの女性の髪の毛隠し)をかぶった女の人ばっかりで怖い。

もうヘトヘトでした。
でも途中で「王宮は左に曲がってね。気を付けて!」とバイクのお兄さんはどっか行ってくれました。
もしかして親切だった…?

結局学校みたいなところに着いて地図を見せて聞いたところ、10人くらい集まってきてインドネシア語で話し掛けてきました。
でもインドネシア語で話されても分からない。
ここはどこ、という英語も通じなくてもう軽く泣きそうでした。

「Do you speak indonesian?(インドネシア語を話しますか?)」
と今日何回聞かれただろう…。
何回「No,sorry(いいえ、無理です)」と言っただろう。

そのうち片言で英語が話せる男の人が出てきて、バイクの後ろに乗って、と言いました。
怖そうな人で不安だったけど、年配の女性を含む10人くらいの人がみんな「乗って」とジェスチャーしたし、もう歩けなかったので乗ることに。

途中、ヘルメットを取りに知り合いの家に寄ってくれました。
意外に親切…?
何度も何度も曲がって、1.5キロどころか5キロ以上走って私の不安もピークに達したところで違う目的地に着きました。
「違う」
というともう一度正しい場所に連れて行ってくれました。
最後は握手してお別れです。
純粋な親切でした。

ちなみに途中で日本とインドネシアの国旗が並んで描いてある看板も見たし、学校の人に「日本から来ました」と言うと「good」と言われたし、割と親日的なのか?意外だ。

目的地のトゥグ(ジョグジャカルタ)駅では、英語の話せるおじいさんがジョグジャカルタからジャカルタまでの鉄道の種類の説明をしてくれました。
何時に出発だとかいくらだとか設備はどうだとか。
どうせお金を請求されるんだろうけどまぁいいやと思いながら聞いていたら最後に「またね」と…。純粋な親切でした。意外だ。

ジョグジャカルタからジャカルタまでは列車で8〜9時間です。あまりオンタイムに着くことは少ないそう。
料金は2等で10万ルピア(1400円)思ったより安く、しかもちゃんと買え、そしてパソコン発券のしっかりした切符でした。席の番号も既に印刷済み。
意外だ。
3日後の朝8時から夕方5時着のを買いました。お昼の移動でのんびり景色を楽しみたいと思います。


黄色いあんこ?のごま団子、歯ごたえのない餅?とトマトと謎な野菜の混ぜたやつ。まずかった。

ようやく自分の持っている地図に乗っている駅にたどり着いたので、やっと余裕が出てきました。
(これまでに写真がないのは余裕がなかったからです…。)
おなかが空いてたのでその辺の屋台で注文すると、裏の自宅みたいなところに通されてそこでご飯。
おいしくはなかったけど、ようやくほっとしました。
そこの家族はみんなニコニコ笑いかけてくれて、お皿を手のひらで拭きながら持ってきてくれたり(…)親切にしてもらいました。
ジョグジャカルタの人は見かけは怖いけど、意外とホントに親切なのかもしれない、と思い始めました。

ちなみにジョグジャにもコンビニらしきものはあって、ポカリも売ってました。6000ルピア(90円)。パンテーンのトリートメントもありました。1万ルピア(140円)。
暑くて倒れそう&リンス使い切って髪の毛がぎしぎしだったので助かりました。

あと今日初めて国際キャッシュカードで(というか新生銀行のカード)現地通貨を引き出すことに成功しました!
これ無理なら日本に帰国しなくちゃいけなかったかもしれないのでほっとした。


駅前の通り。アジアの田舎町って感じ。人力車のことはベチャといいます。ちなみに馬車も現役で走ってます。
パカパカと音が鳴ったらそれは馬車。

続いて旅行会社へ。
というか「インターネット」と看板があったので入ったら、そこでツアーもやっていたというか。
今回のインドネシアの最大の目的である世界遺産ボロブドゥール&プランバナンのツアーはもちろんありました。
改めて「BOROBUDUR&PRAMBANAN TOUR(ボロブドゥール、プランバナンツアー)」と文字で見るとちょっと興奮した。

他のツアーでおすすめは?と聞くと、明日たまたま「DIENG PLATEAU(ディエン プラテウ)」というのがあるらしく、それに行くことに。
火山の噴火口や、カラーレイクという綺麗な湖や、なんかローカルなお寺に行くツアーらしいです。

バリでもそうだったけど、ある程度人数が揃わないとツアーは催行されないので、ここでも私はコバンザメです。
でもお奨めのツアーが明日あってラッキー。

ちなみにボロブドゥールとプランバナンを8時間かけて回るコース(ホテルの往復送迎込み)は6万5000ルピア。(910円)。
安いです。まぁ遺跡入場料が20ドルくらいかかるんだけど。
そしてディエン プラテウは9時間で15万ルピア。(2100円)。安い部類でしょう。

という訳で、明日はディエン プラテウ、明後日にボロブドゥールとプランバナンに行くことになりました。
ちなみにボロブドゥールはサンライズをみるやつしかなかったので朝5時出発です。

他に迷ったツアーとして、ブロモ山登山がありました。
これはまぁその名の通りブロモ山(ジャワ島の右っかわ)の登山で、写真でみたところとても綺麗でした。
でも1泊2日であることがちょっとネックでやめました。ホテル込み30万ルピア(4200円)で結構安いけど。

他にプランバナン遺跡をバックに250人がラーマーヤナ(ヒンドゥー教のおとぎばなし。ビシュヌ神の化身ラーマの一生の物語。)を演じるというなかなかレアなイベントもやってました。
世界遺産をバックに、限られた日に行うイベント。
でもイマイチ乗り気にならなかったのでやめときました。宗教劇ってすぐ飽きちゃうんだよねぇ。
ホテル送迎込みVIP席で19万ルピア(2700円)でした。

ついでに、ジャカルタからシンガポールそばのバタム島にフェリーは毎日出てるといい情報ももらって大満足でした。


「毎日こんな雨なの?」と聞くと「今日だけよ」と言っていました。

さて、ツアー会社で話しているうちにすごい雨が降ってきました。
止みそうにないのですぐそばのネットカフェに移動しました。


ここで初めて外国人をみかけました。

そこではこんなローカルな雰囲気のネットカフェでした。前の電話ボックスみたいなのは国際電話のボックス。
通称「WARTEL」といいます。World Telephoneの略?
1時間7000ルピア(100円)で、バリ島の半額でした。
しかもバリ島より全然早い。ISDNくらいかなぁ。意外でした。
まぁネットにつながらないとか停電とかフリーズとかは普通にありましたけど。
あと店番の女の子がヘガップをかぶっていたことも外国っぽかった。

ここでは日本で働いていたらしい雨宿りの男の人がずーーーーーーっと話し掛けてきました。
「日本のどこに住んでるの?バリ島では何泊したの?今は休み?何歳?ボチボチでんな!」
…かんべんしてくださいよ。そりゃあなたは雨宿りか知らないけど、私はネットするためにここにいるのですが…。

「なんか怖いみたいよ」と言われたので(このセリフを言われたのもゴムの人に続いて2回目だ)
「…今メール打ってるから」
というと
「あ、そっかー、じゃあお会いできてよかったです。あなたの名前は?僕は○○です。ゆっくりしてね。」
と握手して去っていきました。
ジョグジャカルタの人はもしかして人懐っこいのか…?

そしてジョグジャカルタのメインストリート、マリオボロ通りへ。



ジョグジャカルタはバティック(インドネシアのろうけつ染め)で有名なので、バティック屋さん、Tシャツやアクセサリーやさんが軒を連ねます。おみやげ物ですね。
でも買ってるのはヘガップをかぶった地元の女の子とか。よく分からん。
バリ島のようにデザインや質のいいものはなかったのでスルー。

そこでデパートっぽいところがあったので入ってみると、なんとバリ島やタイにあるみたいなデパートが!
びっくりです。だってその辺には市場みたいなものがあるのに…!別世界です。意外でした。


入り口でセキュリティチェックを受けます。中にはマクドもケンタッキーもあります。

最上階はゲーセンになっていて、ほとんど日本の中古でした。特にこれなんて全部日本語表示なのに分かるの?
あとゲーセンのコインの商品がガス台や炊飯器やポットでした。切実だなぁ。


耳にチーズがはいったやつ。

昼食は外してしまったので、晩御飯は確実を期してピザハットで。右は100%メロンのフロート。
4万ルピア(560円)。普通に美味しかったです。
ピザハットでは「ハラルミート」と注釈が付いていてイスラム圏に来たんだなーって感じでした。
※ハラルミート=屠殺前に祈りを捧げた肉のこと


イスラム女性もヘガップをかぶりつつピザも食べるよ。

そしてそろそろ6時で暗くなってきたので、スーパーで軽食と水を買ってタクシーで宿へ。


ジョグジャカルタのスーパー。

はー、結構大変な一日だった。でも意外なこともたくさんあったな。
大体はいい意味で意外だった。
まぁ色々あったけど、無事にボロブドゥールにもプランバナンにも行けることになってよかった。
列車のチケットも無事に買えたし、面白そうなツアーも行けることになったし。

今日はゆっくり寝ようっと。(安宿なのでダニいるけど)

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