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本日は現地ツアーに参加して、バリ島を半周してきました。

いやもう絶景。

今まで居たクタはビーチがあっていいのですが、そこはやはり繁華街で楽園というには？でした。

でも今日バリ島を楽園と言った人の気持ちがよく分かりました。

ちなみに現地ツアーは「３人以上で催行」という形を取っており、個人旅行の私は翌日に催されるツアーを前日夜にチェックして、行きたいやつがあれば便乗させてもらうコバンザメです。

その代わり、14万ルピア（2000円）とかなり素晴らしいお値段。しかもトヨタでクーラーばっちり。しかも女かつ一人だからか、助手席に乗せてもらえてとっても快適。

今回のツアーメンバーはフランス人の老夫婦と、その兄弟と私の計４名。

9時にホテルまで迎えに来てもらって、夕方の5時までバリ島の５つの観光スポットを回る旅のスタートです。

まずは前菜、象の洞窟。

なんで象かというと、この遺跡を見つけたオランダ人が、壊れた置物を象と勘違いしたからというどうでもいいエピソードがあります。

中はヒンドゥーの神様がまつってありました。

ちなみに寺院に入るにはサロン（腰巻）が要るとのことだったので、その辺で2万ルピア（280円）で購入。

明日からはシーツ代わりに使おうっと。

次に副菜、ティルタ・エンプル（聖なる沐浴場）。

水がほんとに透き通っていて、周りにも素晴らしい彫刻がたくさんあって、周りは9割木で、素晴らしいロケーションでした。

バリ島では移動が最早観光で、青い空、力強い緑、アスファルトしか見えない景色は圧巻です。

その後は、ツアーの予定にはなかったのですがプランテーション（大規模農場）を見せてもらいました。

カカオ豆、コーヒー豆、シナモン、バニラ、パパイヤ、ターメリック、マンゴーなどなど、熱帯植物をたくさん見られて大満足。

今までバニラってどういう風に出来るのか興味があったのですが、満たされました。

生のカカオ豆も食べさせてもらいました。ちょっとライチっぽいかな？意外でした。

コーヒー豆は「ただの豆」って感じ。

次はいよいよメインディッシュ、キンタマーニです。

日本人ならばちょっと赤面してしまうこのキンタマーニは、バリ島一の景勝地で、バリの水源バトゥール湖を活火山のバトゥール山とアバン山が囲む地域のことです。地名じゃないです。

いやもうここが素晴らしかった。

バリ人からも「キンタマーニ良いよー」と違う人から３回くらい聞いていただけはある。

そして嬉しいことに次もメインディッシュ、ブサキ寺院です。

山の傾斜面に建っていて、往復２キロ以上トレッキングしなくてはいけなかったのですが、全く苦になりませんでした。

インディ・ジョーンズに出てきそうな寺院。もしくは天空の城って感じ。異国情緒ばっちりです。素晴らしい。

デザートにスマラプラ王宮。昔の王宮跡です。

こじんまりして、デザートにふさわしい。

旅の最後に、フランス人の方々から「スーベニア　フォー　ユー　フロム　アス」と扇子を頂き、ちょっとじーんとしました。

フランス人は他国人に対し冷たいと聞いていましたが、この方々はいつも話し掛けてくれていい人たちでした。

途中でバナナもくれたし。うきっ。

どうもありがとう！

ツアーが終わったのはもう６時近くなっていました。

晩はそろそろ恋しくなってきた日本食。お昼は抜いたのでちょっと豪勢にいきます。

幕の内弁当5万3000ルピア（750円くらい）。

おなか壊してもいい覚悟で刺身も食べる。味は…まぁこんなもんかって感じ。

ぶっちゃけまずいですけど、努力賞です。

さすがに疲れたので、今日観る予定だったケチャダンスは明日にして宿に戻りました。

フレキシブルに体調管理できるあたりが個人旅行のいいところですね。

ちなみにウブドゥの夜は冷えるとは聞いていましたが、昨夜は途中でフリースと防寒ズボンに着替えました。

夜12時から朝8時くらいまでは結構冷える。クーラー全く要りません。日本じゃありえないですねこの寒暖差。すごい。

という訳で、バリ島を満喫できた一日でした。いやーバリ島いいですね。