■旅行記 バリ編 003 ラフティング&サーフィン■
2007/5/8〜10
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今回の日記はちょっと長めです。
3日目はホテルを変え、クタを散歩してました。
この素晴らしいホテル!
全部竹で出来てるし、エアコンもあるし、バスタブもあるし、プールもあるし、眺めは素晴らしいし、毎日帰るのが楽しみでした。
バリは木彫りがみんな上手みたいで、安いホテルでも家具が素敵です。
このホテルでも、トイレの扉に立派な彫刻が施されてました。
ちなみにこれで12万ルピア(1700円くらい)。
宿泊客ではないのですが、ここに入り浸っている日本人のおじいさんがいます。
日本で建築関係の自営業を営んでいたのですが、日本では食べていけなくなったのでバリに家を買って暮らしているそう。
「楽園ですよ!」と笑うおじいさんを見てそういう生き方もアリやなと思いました。
年金の6万ちょいはバリでは十分すぎますもんね。
ちなみにバリのホテルの日本人スタッフは月給7万円くらい。現地人は2万円くらい。
ランチ兼ということだったので右は串揚げ。1つ5000ルピア(70円)
散歩のときに立ち寄った氷やさん。日本人向けにミネラルウォーターで作られているので安心。
ちょっと高めの3万ルピア(420円)。バリ島のマンゴはすっぱいような。。フルーツはタイのほうが美味しい印象。
そこで店員の男の人「ンジャ」さんだったか…が話し掛けてきたのでしばらく話してました。
「ちょっと前まで東京の足立区で壁紙貼りの仕事してたよー。
月給は16万円、家賃は5万円で、腕が上がれば昇給するんだよ。
今は日本人の知り合いに長期ビザを取ってもらってるところで、しばらくしたらまた日本に行くんだ。
こんなにいいスポンサーを持てて夢の中にいるみたい。」
とのこと。
ちなみに全部日本語。彼はペラペラでした。
その後「ナイトマーケット一緒に行こうよ」と言われたけどお断りしました。
バリの男性はだいたいお金目当てと思っているので…。まだいい人と悪い人の見分けつかないし。
通りで声をかけてくる人は自分でもやりすぎなくらい無視してます。気にしすぎ?
でも断っても別に悪い雰囲気にはならず、「なおこちゃーん、またきてねぇー!」と言ってくれました。
通りで無視した人も「カワイイー」とか「またねぇー」とか言ってくれるのでちょっとほのぼの。
中国ではタクシーを無視すると日本語で「バカヤロウ!」と言われたことがあるので余計ほのぼの。
しかし中国人ってもうちょっとマナーってもんを…。
話は戻して、ンジャさんが言うには「バリ人はいい人なんだよ、でも悪いことする人は大体ジャワ人さ」とのこと。
どこでも出稼ぎの人が職に就けなくて悪事をしてしまうんですねぇ。
さて、おみやげ物やさんのコーナーです。
可愛い小物やさん。2万ルピア(280円)くらいから。サンダルは1万5000ルピア(210円)で買えました。(言い値は6万5000ルピア(910円))
クタのおみやげ物やさんにて。実用サイズ?な置物。これに栓抜きが付いたバージョンもありました。
ちょっと可愛いティーカップ。バリの陶器はこんなのが多い。
クタはバリ島一の繁華街で、サーフィンのために訪れたような人がいっぱい。
まぁ確かに観光するところといえばビーチリゾートくらいかな?
道もちゃんと舗装されてるし、ゴミもあんまり落ちてないし、物売りも無視してればそこまでしつこくないし、
お土産の質もいいです。手先が器用みたい。
いつもニコニコしてるタイ人とはちょっと違って、いつも笑ってるわけではないけど、こっちが笑えば笑ってくれます。
気質は穏やかで、結構信用できる感じ。
クタのメインストリート
氷を食べた後、道端の観光案内所でラフティングを予約しました。
定価が67ドルで、別の店では「ディスカウント35ドル」と言われたけど、別の観光案内所で
「25ドルのラフティングツアーはある?」と聞くと「あるよ」と言ってくれました。
新しい交渉法発見しました。バリの人って「ある?」という質問に対し「あるよ」って言いたい印象を持ってたのでやってみたら成功。
その後海でちょっと泳いでみたけど、波が高くて泳げず。ほんとサーフィンのためのビーチなんですねぇ。
ビーチ沿いのマクドにて。チキンwithライスのご当地メニュー。
ドナルドも調子に乗って波に乗って。
4日目は朝からラフティング。
バリ島ではサーフィンの次にメジャーなスポーツです。
バリ島にはラフティングが出来る川が2つあり、それぞれアユン川、トゥラガ・ワジャ川といいます。
アユン川はリラクゼーションラフティングで、流れが緩やかな全8kmの行程。
トゥラガ・ワジャ川はスポーツラフティングで、流れが急な全12kmの行程。
「You are still young!」という若干失礼な観光案内所のお兄さんのススメで、ちょいとハードなトゥラガ・ワジャにチャレンジすることにしました。
トゥラガ・ワジャ川まではクタから車で1時間半くらいで、途中風光明媚なライステラスがありました。
その車の運転手のお兄さんが「明日一緒にウブドゥ回ろうよー」と言ってきたのでお断りしたのですが、
その後別の欧米人のお客さんが「彼女はいないよ。僕はフリーさ!」と言っているのに対し「そうだね、フリーは最高さ!あなたは正しいよ!」と言っていました。このナンパ野郎め。
ちなみに欧米人をピックアップするために車で入った欧米系のホテルでは、テロ以降警備が厳重になってました。
インドネシアはバリ島だけがヒンドゥー教で、他はイスラム教なんですね。イスラム教徒の規模も世界最大級の2億人。
ので、最近イスラム原理主義の動きが全世界で活発になっているのに応じて他宗教かつ欧米人の多いバリ島はターゲットになりやすく警戒しているみたいです。
バリ島と言えば、の有名なライステラス。
以前栽培していたバリのお米は年2回しか収穫できないのに対し、日本米は年3回収穫できるので日本米を栽培しているそうです。
こんなところでも日本の農業技術が貢献しているのをみて「おおっ」と思いました。
シュワッチ!道端の像。こんなところでもバリ人の手先の器用さが出てる。
かんたんな説明を受け、ライフジャケットを着込んでラフティング開始です。
1つのゴムボートにお客さんが2人から4人、船頭さんが1人。船頭さんがみんなの貴重品を防水袋に入れて預かってくれます。
ちょっと日本語が話せました。
全部で2時間半くらいの行程です。見渡す限り緑&水&空で、最高でした。京都の保津川下りの100倍面白かった。
さすがにハードで、同乗者は落ちて20mくらい流されるし、ボートは何度も岩にぶつかって動かなくなるし、障害物もすごくて、ゴムボート上で仰向けになっても顔の10cm上に倒木があったりして。
クライマックスに4mの滝を落ちたりして、スリリングでした。
でも高地のせいか涼しかったし、水も澄んでて楽しかった!
ちなみに別のボートにぶつかったらオールで水をかけあうお約束なので、主に韓国人を狙って草の根国際交流をしてきました。
(でも向こうのほうが狙いが正確。軍隊経験者だからか?)
こんなところでやってました。緑がいっぱいでしょ。
一緒にラフティングしてくれた高知県のドコモショップの皆様。社員旅行中とのことでした。
全員めちゃ親切でした!にしてもずぶぬれになったのにお姉さま方のメイクは崩れず。どこで買ったんですか???
ラフティングからの帰り道に思い立って体験サーフィンを予約。ダイビングは雨でコンディションが悪いみたいだし、高いのでやめました。
2時間半で20ドル。定価39ドル。日本人インストラクターなら定価65ドル。
25ドルが提示値だけど、20ドルは?と聞くとあっさり20ドルに。拍子抜け。
晩御飯は近所の人気地元レストランで海老入りナシゴレンのテイクアウト。
おいしーーーーーい!これで9500ルピア(133円)
のりたまとも合いました。のりたまは友人からのおせんべつ。
5日目はサーフィン。2時間半の「波の上で立てるまでコース」です。
バリ島はもともとサーフィンで栄えた島なので、一応おさえておこうかと。
姉も知り合いもサーフィンやってるし。
後で思い出に残るご当地体験系のイベントが好きなので、旅に出るといつもアクティブになる自分。日本ではヒッキーです。
先生は三十路のバリ人&18歳のバリ人、生徒はスウェーデン人、カナダ人(?)、韓国人、日本人(私)。
講習前に料金を払っている皆様を見てると、なんか私より結構高い。
簡単に引いてくれたからきっともっと安いんだろうなー、でもまぁいいやお世話になるし、くらいのつもりだったのですが
20ドルってもしや安い?お世話になるくせに足りない?…まぁいいや。
韓国人、スウェーデン人、カナダ人(?)、日本人。
カナダ人に「まぁ、腕の長さがボードに届いてないわ!」と笑われた。写真見ると確かに子供みたいだ。
私の右にいるのがダム君18才。私のコーチです。
「日本語少し話せるんだ、日本人のガールフレンドがいるからね!」と言っていたのですが、
後で「あなたは、僕の恋人」とも言ってきました。このナンパ野郎め!
どうしてこうバリ人のナンパはツメが甘いのでしょうか。
それはさておき、サーフィン講習開始です。
砂浜で30分。「サーフボードにうつぶせになって、手で水をかいて、中腰になって、バランスをとる」が要約です。
英語のインストラクターで不安だったけど、別に問題なかった。
続いて早速実践。
3、4回目くらいから立てるようになりました。波がそんな大きくなければ結構かんたん。
結局2〜30回やって終了。サーフボードを波のあるポイントまで持ってくのが大変だった。
スノボみたいにリフトがあればいいのになー。
あとボードで全身を擦ったのでちょっと痛いです。
恒例の草の根国際交流もやってきました。アンニョンハセヨ、カムサハムニダ、ケンチャナヨー。
出会ったときに「アンニョンハセヨ」と言ってみたのですが、あまりいい反応がない韓国人さん。
でもこの韓国人の奥さんが砂浜でだんな様の勇姿をビデオに撮っておられて、この方は私のサーフィン中にノリノリで
「今のあなたのサーフィンいい感じよ!」と言ってくれたので「カムサハムニダ」と返しました。
ボードを持って沖に移動中、なかなか波に乗れない韓国人さんがコケてるのを見たので
「ケンチャナヨー」と言ってみました。
私の知ってる韓国語を全て使えました。満足です。
落ちたりもしたけど
なんとか
立てるように!サーフィン成功ですー。いぇい。
いつの間にか撮ってくれていたらしい写真(CD−R)を5万ルピア(700円)で購入し、大満足。
ちなみに欧米人は10万ルピア(1400円)だった。
安くしてって交渉したわけでもないのに、なんか親切にしてもらっている…?女の一人旅だから?
それはさておき、これで楽しかったサーフィンも終了し、快適だったホテルをチェックアウトしてウブドゥに移動します。
続きはウブドゥ到着編にて。
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