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本日は念願のマレー鉄道の旅初日です。

8時40分発の列車だったので、7時に宿を出て駅に向かいました。

…荷物が重い…。

地下鉄で最寄りの駅まで行って、そこから歩く予定だったのですが、地下鉄を降りた時点で汗がダラダラ。

駅のそばで「メイ　アイ　ヘルプ　ユー？」とおばさまに声をかけられ、バス停まで連れて行ってもらいました。

しかも運転手に「駅まで行ってあげてちょうだい」と伝えてくださいました。

通勤途中だったのに、感動しました。

私が日本で働いていた時は、一日で一番急いでた時間なのに…。

お仕事は政府の高齢者介護だそうです。さすがホスピタリティあふれるいい国でした。

このこともあり、シンガポールはとてもいい印象の国になりました。

さて、おかげで無事に駅に着きました。

プラットホームに行くと、なんか改札？のようなところがあり、「パスポートを出して」と言われました。

そして「ウェルカム　トゥ　マレーシア」と。

なんとマレーシアの入国審査でした。

日本人？と聞かれて日本人ですと答えると、荷物チェックはなしでした。入国カードもまだ書いてなかったのに白紙でOKでした。

次の中国人さんは荷物チェックがありました。日本人は優遇されている？

さて、ここからバンコクまで1924kmを結ぶマレー鉄道の始まりです。

ドキドキする。

乗車します。

感動しました。

自動扉！

ふかふか椅子！

クーラー！

でっかい窓！

清潔な車内！

親切な人！（荷物を上げるのを手伝ってくれました）

綺麗なトイレ！

なんて素晴らしいの…。

さすが天下のマレー鉄道。

ジャワ島の列車との違いに感動しっぱなしでした。

難は強いてあげるなら物売りがゼロなことくらい。

ピクニック気分で昨日お菓子を買ってたんですけど、それが朝ご飯兼、昼ご飯兼おやつになりました。

買っといてよかった。

そして少し走ったところで電車が止まり、今度はシンガポールの出国手続きです。

マレーシア入国してからシンガポール出国と順番が逆なので、この間はどの国にいたことになるんだろう。

もしここで赤ちゃんが生まれたらどこの国で生まれたことになるんだろうとか無駄なことを考えていました。

この順番は両国の政治的思惑によるものらしいのですが、順番がどうなったからってどう政治的に関係するのか全然わかりません。

もう一度電車に乗って出発です。

途中でシンガポールとマレーシアをつなぐ橋を通ります。ああー、この先がマレーシアかー。

ちなみに車内は快適を通り越して寒かったので、バリ島で買ったサロンを上半身に巻きつけてしのいでました。

このサロン、思った以上に役に立ってくれています。

クーラーや夜間で寒い時の防寒に。

街歩き用のバッグの上から巻いて防犯に。

暑い時肌をさらさないよう防暑に。

寝る時は虫除けのためシーツに。

布団がない時の掛け布団に。

急な雨の雨避けに。

寺院に入る時の礼装にも。

なんて素晴らしいんだサロン。

魚の柄でちょっと間抜けだけどお気に入りです。

あとたまにマントにもしててスナフキン風。

そしてマレーシアの景色はとにかく空！です。

空が圧巻です。

バリでも空は良かったけどなにが違うんだろうと考えてみると、マレーシアには山がない（というか少ない）のでした。

その分とにかく空。

いやーこれはこれで初めて見た！

よかったですー。

木も負けていません、椰子？がもこもこと生えてます。

今日はちょうど赤道付近を通過してきたので、もう植えたら生えるみたいな勢いを感じました。

葉っぱとか濃いし、ピカピカ光ってるし。

あまりに居心地がいいのでちらちらっと居眠りなどしつつ、ふと起きて窓を見て雄大な景色に感動しつつ、とても幸せな時間を過ごしました。

ちなみに隣の女性の着メロがアホの坂田で驚きました。

そしてあっという間にマレーシアの首都クアラルンプールへ。

15：40着予定で15：37着。

驚くほどのオンタイムです。

駅は結構近代的でした。

シンガポールの後だから見劣りするけど、東南アジアとしては十分なレベル。

荷物が重すぎたので駅からタクシーでホテルへ。

…でもそこはホテルじゃなくてオフィスでした。

…地球の歩き方め…！！！

そしてもうひとつのホテルにチェックイン。

過去最安値の350円。ドミトリー（大部屋）です。

そしてなんとシンガポールで一緒にご飯を食べた人と再会！

また一緒にご飯を食べに行きました。

明日はまた一緒に観光する予定。

あとマレーシアはフルーツ天国なので、満喫したいと思います！